サカイのイチ推し

開発マーケティングディレクター坂井敏秀がおとどけするシャツスタイルコラム。

レディースシャツ

Vol. 62

伝統柄をモダンに着こなす、起毛ツイルのオーバーシャツ

  • 2021年1月21日

今回はコーデュロイと並ぶ冬の定番素材、起毛ツイルのオーバーサイズシャツをピックアップ。

昨年あたりから人気の「オーバーサイズシャツ」はもうお持ちでしょうか?
全体的にルーズなシルエットがウリなので、体型を気にすることなく着こなせると幅広い層に定着してきています。
特にカラー無地はベージュ系を中心にナチュラルな着こなしの主軸となっていますが、今回は女性らしく着こなせる柄物にスポットを当ててご紹介したいと思います。

その前にビックシルエットシャツのメリットをおさらいしておきましょう。
基本的に若干丈が長めで肩の位置が大きく下がっている(ドロップショルダー)ものをオーバーシャツ、またはオーバーシルエットと呼んでおり、肩が大きく落ちたデザインはそれだけでユルっとした雰囲気になるので人気です。

① 年齢・体型を問わずナチュラルなスタイリングには最適。
② 比較的どんなボトムスにも合わせられる。
③ 羽織り物として重ね着にも対応。
④ ON・OFFどちらにもOK。
⑤ お尻が隠れて安心。
⑥ タックインの工夫で多彩な着こなしが可能。
⑦ 秋冬はタートルなどのインナーを加えるとベスト。

今回ご紹介するオーバーシャツについて
【 素材 】
ベースとなる生地はツイル(綾織)という定番組織で、綾目が斜めに走ったしなやかな素材です。
長繊維が特徴のコットン原料を使い、ライトフランネルと呼ばれる起毛加工を施すことで、今の寒い時期でも冷っとせず着た瞬間から温もりを感じられる質感です。

【 柄 】
ベースの柄は英国発祥の由緒正しい『ガンクラブチェック』で。
物々しい名称のチェックですが、名前の由来は英国の狩猟クラブ= 『GUN CLUB 』のメンバーが好んで着ていたことからつけられたと。
日本名では二重弁慶格子と呼ばれ、昔からジャケットやクラッシックなコートの裏地などにも採用されているので、皆さん一度は見たことのある柄だと思います。
細かな格子状のガンクラブチェックはベージュまたはカーキベースの秋冬スタイルにも合わせやすく、どちらかというとトラッド調の着こなしや古着を合わせたストリートファッションなどにも好んで使われます。

それでは、ビッグシャツを使った素敵な着こなしをご紹介しましょう。

■ ガンクラブチェック オーバーサイズシャツ (ベージュ系×カーキ×ブルー)

重厚な色調の組み合わせによってトラッド感とエレガンスが融合。

正統な柄もモダンなシルエットで堅苦しさを感じさせません。

ユーモアのある小物がクラッシックな装いに程よい抜け感をプラス。

モデル身長161cm 着用サイズM

シャツ品番:OBKZ79-48
ネット品番:K35KZE052
品名:ガンクラブチェック オーバーサイズシャツ(ベージュ系×カーキ×ブルーグレー)
衿型:スタンドカラー
素材:コットン100%(起毛ツイル)
仕様:背BOXプリーツ
サイズ:M(9号)・L(11号)

Staff Voice!

【スタッフ伊藤のコメント】
ボトムスもブラウンで統一して落ち着いた雰囲気にまとめてみました。
つま先までブラウンで統一してしまうと野暮ったいイメージになってしまいがちなので、今回は渋くなりすぎないように、ショートブーツとポイントのカバンを合わせてフェミニンさと遊び心も感じられるコーディネートにしてみました。

上級者に見せるなら、どこかにクラッシックアイテムを。

ヴィンテージっぽい玉虫オリーブのバルマカーンコート、ブラックのショートブーツなど、キーとなるトラディショナルアイテムを加えたことで、ガンクラブチェックと雰囲気もピッタリ、秋冬のパリっ子風な着こなしになりました。
全体のカラーリングは落ち着いていながらも身幅がたっぷりとられたオーバーサイズのお陰で今っぽい着こなしに仕上がっています。
できあがった全体のシルエットからもお洒落上級者感を感じさせるコーディネイトです。
秋冬なので衿は抜き過ぎず、フロントのタックインもふんわりとブラウジングし、ボトムス/ブーツとのバランスを考慮して後身はフワッと立体的なシルエットを作ることで、より柔らかいラインやヌケ感のあるクラッシックな装いに繋がっています。
正統派の装いにゆるさをプラスしてくれているのが、ユーモア溢れるアニマル顔のバッグ。
こうした小物をうまくアクセサリーとして加え、自分ならではのオリジナリティが出せるとより楽しい着こなしになります。
ちょい足しやハズしのテクニック、皆さんも是非活用してみてください。

■ カントリーチェック オーバーサイズシャツ(ブラウン系×ブルーグリーン×グレー)

足元が軽くなりすぎないようスニーカーもダーク系をチョイス。

フードパーカーとの重ね着もオーバーシャツならスムーズ。

フードもレイヤードのポイントとして活用。

アスレチックアイテムと伝統柄の組み合わせも新鮮です。

モデル身長162cm 着用サイズM

シャツ品番:OBKZ79-28
ネット品番:K35KZE051
品名:カントリーチェック オーバーサイズシャツ(ブラウン系×ブルーグリーン×グレーチェック)
衿型:レギュラー
素材:コットン100%(起毛ツイル)
仕様:背BOXプリーツ
サイズ:M(9号)・ L(11号)

Staff Voice!

【スタッフ萩野のコメント】
厚地の起毛素材で羽織るのにぴったりなアイテムだと思い、今回のコーディネイトに。
ドレッシーになりがちなシャツスタイルですが、パーカ、スニーカーと合わせてスポーティなイメージを強めに出した着方にしてみました。
キャメルカラーのラップスカートで少し女性らしさも取り入れて。
フロントボタンを留めたシャツ一枚+ラップスカートのシンプルな着方もしてみたいです。

ビッグシャツをスポーツMixでレイヤードしてみる

オーバーサイズが可愛いく映えるブラウン系のチェックシャツ。
ブラウン系の落ち着いた英国調の柄をブルーグリーンなどモダンな配色でアレンジしているので、アクティブでボーイッシュな雰囲気をふんだんに採り入れた今回のコーディネイトにもしっくり馴染んでいます。
素材はしっかりとした厚みもあり、お尻がすっぽり隠れる長さなので動いても安心です。

着こなしは霜降りグレーのスエットパーカのフード出しをポイントに、無造作にオーバーシャツを羽織りスポーツテイストとミックス。
色の濃いスニーカーをチョイスしたことで足元が引き締まって見えます。
チノ素材のロングスカートで女性っぽさもキープするなどバランスよく組み合わせていますが、時にはこんな行動的なスタイリングでお出掛けもいいですね。
最近は若い方だけでなく大人の女性もサーフテイストやスポーツミックス、カレッジロゴ入りのアイテム足しなども浸透しているので、少しチャレンジして自分だけのオリジナルスタイルを楽しんでください。

以上、伝統柄をアップデートしたガンクラブチェックのオーバーサイズシャツのコーディネイトはいかがでしたでしょうか?
今回はオーバーサイズのシャツをパンツとスカートの2タイプのコーディネイトをご紹介しました。
起毛系の素材に馴染みのない方も、是非軽井沢シャツオンラインサイトをチェックしてみてください。


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