Vol. 96

プレスも不要、大人の合繊カジュアル( 1 )

  • 2021年9月16日

今回は、旅行の相棒としても最適、とにかく扱いやすい合繊カジュアルシャツをピックアップ。

ブランド名はズバリ、TRAVELIST(トラベリスト)。
もともとは旅に持って行って大活躍してくれる企画として開発されたシリーズですが、もちろん日常使いでも便利な機能を体感して頂けるので、ワンマイルウェアやリモートワーク用などにオススメしたいと思います。

男女問わずファッションとしてすっかり定着した感のあるスタンドカラーやバンドカラー。
相変わらずシャツのデザインとして人気も安定しています。
襟元の軽快さはもとより、ヘンリーネック感覚で着用できる手軽さはカジュアルな着こなし、特にタックアウトで着こなすシーンが広がった最近では、セットアップスーツの代表的なインナーとして認知されるまでになりました。

もともと、ウィメンズではシャツに限らずワンピースやジャケットなどあらゆるアイテムにスタンドカラーは存在し、そこから派生したデザインはドレッシーなものからカジュアルまで多岐にわたっています。
台衿の幅やら形状などもブランドによって様々なタイプがありますので女性にとっては珍しいものではありません。

これらウィメンズの傾向に引っ張られる形で、徐々にメンズにも浸透していったという印象ですが、数年前までスタンドカラーはシニア向けカジュアルの定番的な衿デザインとして認知されていて、若い人がスタンドカラーを着ていることは本当に稀だったように思います。
90年代頃、スタンドカラーといえばアルマーニやヴェルサーチ、イッセイミヤケといったメゾン系のブランドが得意としていたこともあってか、DCブランド愛好者やモノトーン志向の方向けの上級者アイテム、また売られているものも高額品に限定されていました。
その後「渋カジ」の登場により一気にアメカジに流れた関係でスタンドカラーはどんどん若者から離れていった感があります。

スタンドカラー同様、今や合繊の素材もあたりまえになりましたが、これも昔では考えられない話です。
この辺りは別の機会にお話しすることにして…

今回の合繊カジュアルは2回に分けてご紹介しますので、それでは第一弾のスタンドカラーや合繊素材を使ったコーディネイトからご覧ください。

■ 先染め ロンドンストライプ (ネイビー)

装飾のないシンプル仕立て

衿元のボタンを留めてモード風に

きわめてシンプルな後身頃

幅広のネイビーストライプをバンドカラーに仕立てたシンプルなシャツ。
とにかく合わせやすいネイビー系ならオフィスウェアにも最適ですし、少し広いストライプなら適度なカジュアル感もあるので、ドレスシャツとは違った着こなしが可能です。
ネイビーのジャケットやセットアップのインナーとしてもバッチリなので、仕事から休日まで大活躍間違いなしです。
ほとんど着ジワも発生しないのでケアの面でも心配無用です。

■ ブラッシュドタフタ ショートボタンダウン (ベージュ)

フロントを留めず羽織り風に

コットンシャツ風にタックアウトで

合繊に見えないマットな素材感

オーセンティックなデニムに合繊のベージュシャツを合わせて。
ベージュは自然とナチュラル感がでるせいか合繊っぽい雰囲気を感じさせません。
マットな素材感がそう思わせるのかもしれません。
敢えてフロントを開けたり、インナーの白Tシャツを見せたり…ちょっとトラッドな感じを狙ってコーディネイトしてみました。
コットンと違って腕まくりした後のシワも残らず、一日中着ていてもクタっとしないのも魅力です。

■ 合繊 ブラッシュドタフタ (ダークグレー)

微起毛加工によるマットな素材感

バンドカラーとカーディガンは好相性です

ノーブルなダークグレーのバンドカラーは、控えめながら着こなしやすいと思います。
涼しくなったら同系色のカーディガンなどを羽織れば、堅い雰囲気になり過ぎることなく日常でも使いやすいでしょう。
秋なので少し深めのカラーと合わせて季節感を表現するのもよいかと思います。


以上、落ち着いた色調で合わせやすい大人の合繊シリーズ、いかがでしたでしょうか?
もう暫く室内ではシャツ一枚で過ごすことも多いと思います。
シワシワのナチュラル感より、いつもシャキッとメンテナンスフリーなシャツをお好みの方は、是非店頭またはオンラインでチェックしてみて下さい。


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