Vol. 95

洗い加工してお届けする、 カジュアルオーダー

  • 2021年9月9日

今回は軽井沢シャツより、ドレスシャツのオーダーとは一線を画す、カジュアルな着こなしに特化した『 Karuizawa Style 』というオーダーサービスをご紹介します。

さて、巷にあるオーダーシャツといえばその多くはスーツやジャケットのインナーとして着用するための『ドレスシャツ』がメインで、多数ある生地のコレクションから好みの色や柄を選び、ご自分の寸法に合わせてジャストなフィット感を提供するというのが一般的ですね。
既成品に比べ、肩幅や袖丈、左右のカフスでサイズを微妙に変えるなど、自分の好みを反映できるだけに、一度オーダーシャツを体験すると既製品はもう着られないとおっしゃる方もたくさんいます。
昔に比べ価格面もリーズナブルになってきたので定着してきたことにも頷けます。

うって変わって、できるだけ三密・対面を避けて、というリモートワーク的な働き方が浸透するにつけ、仕事はTシャツでOK!という方が増加、またシャツを出して着るようになったけど、『着丈が長くてどうもカッコ悪い』、などなど、いずれにしても「きちんと着ることがかっこいい」とされてきたドレスシャツの出番は徐々に減っています。
要は、シャツを裾出しで着れるシーンが格段に増え、裾出しで済むなら、その方が快適だと感じる人が増えているというのが実態です。

私たちが展開する『 Karuizawa Style 』オーダーシャツは、コロナ感染が取り沙汰される以前から、もっと気楽な気分で着れるオーダーシャツがあってもいいよね!という発想のもと、まさに休日を軽井沢でのんびり過ごすスタイルをイメージした=『 Karuizawa Style 』というネーミングでカジュアルなオーダーを開始していました。

大きな特徴として、ベースとなるシャツの着丈、これをドレスシャツに比べ初めから短めに設定。
裾を出して着ることを前提にしながら、さらにそこから±8cmまで調整することができるシステムです。
コレ、単純なことのようですがなかなか対応できるオーダーショップやECサイトは存在していません。
なぜなら、普通は動いても裾がパンツから出ないよう長めに作られるのが一般的で、それを短く調整できても結構長めという結果になってしまうからです。

これ以外にも特徴がありますので下記、ご覧ください。

① タックアウト(裾を出して着用)にマッチした寸法で作れる。
かなり短い着丈まで調整可能、Tシャツ感覚の着丈にもできるので、特に若い方には嬉しいポイントだと思います。

②ソフトな芯地のシャツが作れる
ドレスシャツ主体のオーダーは、そのほとんどがネクタイも締められるようやや硬めのしっかりした芯地を用意していますが、 このオーダーでは完全にカジュアルに寄せた自然な風合いが選べます。

③洗い加工をしてお届けします。
柔らかい芯地を選べるカジュアルシャツに合わせて、雰囲気が出るよう、洗ってソフトな仕上がりを狙っています。
生地に付着した加工剤も落ち、着慣れたシャツの質感を感じてもらえればという想いが込められています。

④ルーズシャツというオーダーも可能
あえて大きめに着る、ルーズな着こなしを目指す方向けのビックシャツです。
サイトを見ていただければわかりますが、女性が着てもカワイイと評判です。

今回は対面でのオーダー風景を見ていただきますが、オンラインでの注文も簡単なので、ぜひご覧ください。

お客様情報をメモっている間に、『 Karuizawa Style 』のオーダーの手順や、選べるパーツの種類など全体を通しで見ていただきます。

日頃、お客様がシャツの洗濯やケアをどうしているのか?
こうしたお手入れの情報は先につかんでおいた方がいいですね。
カジュアルオーダーはドレスシャツのようにシワのケアに関して優先していませんので、形態安定生地は少なめ。
その代わり風合いも柔らかく肌触りやなじむ質感や柄が用意されています。

目につきやすいボタンは結構皆さん好みが分かれるパーツです。
ネクタイを締めないからボタンの色でインパクトを狙いたい、貝ボタンで高級なシャツに見せたい。
確かにボタン一つで大きくイメージが変わるので、ここは慎重に選んでほしいです。
芯地の柔らかさも選べるので、カジュアルシャツならではのメリットがでる部分です。

店頭の場合、合わせる予定のボトムスイメージが固まっていれば、素材との相性やコーディネイトのアドバイスもできるかと思います。

今回はスマートなベージュ系のボトムスに合わせたいというリクエストなので、オフィスでも着れるサックスブルー系の柄ものを提案しました。
製品で洗い加工が入るので、衿がピンと硬すぎず柔らかい雰囲気で上がってくるはずです。

たまたまあったベージュのパンツでイメージ通りか?色のチェックをします。

タックアウトでの着用を促し、1枚目は小柄のチェックをおススメしてみました。
残念ながらオンラインでの注文だとこうしたアドバイスは難しいのですが、スマホやPCで選んでいく場合はご自分の描くイメージをまとめておいた方が迷わないと思います。

普段ドレスシャツは淡い色がほとんどいうことなので、もう少しカジュアル色の強い、大柄で少しブリティッシュな雰囲気の素材もお見せし、上下ベージュのワントーンコーディネイトで着れるスタイリングをオススメしてみました。

生地が決まって最後に採寸です。
生地の雰囲気によってシルエットを変えた方がいい場合もあるので、個人的には生地を決めてから採寸・シルエット決定した方がいい、というのが私の意見です。
最近は太めのシルエットのシャツも人気なので、ジャストフィットではないシャツを作れるのもこうしたオーダーの魅力です。

ちなみにこの『Karuizawa Style』、ルーズなシルエットで大きめに着れるシャツのオーダーも承っています。
写真では女性が羽織っていますが、ユニセックスで着れるシャツの作りなのでパートナーや奥様など共有して着ていただくのも楽しいかと。
より自由な発想で作れるオーダーシャツなので、好みの寸法をイメージして自分好みの一着に出会って欲しいと思います。

以上、カジュアルオーダーのご紹介でした。
後日、シャツが出来上がったイメージもお伝えしたいと思っていますので、ご興味のある方は下記店頭または軽井沢オンライン、軽井沢シャツインスタグラムを是非チェックしてみて下さい。


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