Vol. 75

シャツアウターの新定番、ガーデナーのシームポケット

  • 2021年4月22日

今回は軽井沢シャツメンズより、当ブランドが提唱する郊外におけるライフスタイルを想定したサバーバンライン『 Gardenerガーデナー 』 の中から、第二弾 脇シームポケット付きシャツをピックアップ。
前回ご紹介した特大のエプロンポケットを装備したアイテムに続き、今回は両脇に秘密のポケットが内蔵されたポケットバリエーションのアイテムとなります。

ここ数年、シャツ関連の大きなトレンドとして、『シャツアウター』というワードをよく耳にするようになりました。
すでに猫も杓子もという感もありますが、数年前からカーゴパンツやCPO、カバーオール、シェフパンツなどなど、振り返ってみると元々メンズっぽい印象が先立つアイテムが、レディスのマーケットから火が付いて男性にも広がって大人気になるという現象が続いています。
世の中のジェンダーレスへの共感や理解が深まると共に、性別で洋服を選ぶのではなく『自分らしさで洋服を選ぶ』時代が本格的に到来したんだなぁと痛感します。
女性らしい着こなしとか、メンズっぽいという表現も数年後には違う言い方に変わっているのかもしれません…

そしてベストのバリエーション拡大も含めて、今や『ライトアウター系』の提案が活発になってます。
若い人たち向けには呼び方も様々でしょうし、中にはかなりマニアックなものまで登場していますが、オフィスやビジネス関連の需要が低下する一方、カジュアルから自由な発想で発信される新種のアイテムには皆さんの反応も鋭いように感じます。

ここでいう『シャツアウター』とは、あくまでシャツ用途にも使えそうな素材感でありながら、羽織ることも想定したスタイリングに対応できることが条件となります。
羽織りものにつきものなのは、やはりポケットが分かりやすいディティールと言えるでしょうか。
つまり、ここしばらくはポケットのデザインや配置、バリエーションがファッションにとって大事な要素になるんだろうと思いますね。

それでは、脇のシームポケットが超便利な第二弾『ガーデナー』モデルのコーディネイトをご覧ください。

ガーデナー シームポケット レギュラーカラー    GARDENER Seam-Pocket Regular-collar  ( khaki )

フロントは開けたままでOK

絶妙な着丈のバランス

背中にはトラッドな風情も残しつつ

インナーの裾はズラして着るのが◎

アースカラーの代表ともいえるカーキのアイテム。
自然の中で着て頂くには最も馴染みやすい、いい色です。

天然繊維由来のコットンとレクセル混の基布に、マイクロピーチ(微起毛)という加工を施したことで、ガンガン洗っていくうちに表面に細かな毛羽立ちが出てくるんですが、その毛羽立った雰囲気も含めてコットン100%とは趣の違う表情があるんです。
いい意味での古着っぽさというか、こなれた感じも好感が持てます。

今回のコーデは、ホワイトTシャツの上にサラッと羽織るというアウター寄りの使い方です。
キチンと衿があるので外観はシャツ然としていますが、ややウェイトのあるタフな素材は型崩れする心配もなく、パリッとした質感なので、身体にまとわりつくことなくちゃんとアウターとして成立しています。
この感じがシャツアウターと呼ばれる所以なので、理想的な商品です。

カーキ×ブラックは、アウトドアというよりモダンな感じに見えるので、街中にも着ていけると思います。
タックアウトして着用するアイテムなので、ボトムスに入れるのは無理があります。
脇の大きなカーブが一般的なシャツとは違うので、これだけでいいアクセントになります。
ちょっとしたことですがこうしたディティールの表現は大事なポイントです。

ガーデナー シームポケット スタンドカラー    GARDENER Seam-pocket Stand-collar  ( Beige )

コットンリネンはシワっぽさが◎

正面から見るとシャツですね

目立たない脇ポケットが大活躍

張りのある素材は製品洗い済み。

今ではすっかり定着した感のあるスタンドカラーのシャツアウターです。
最初にご紹介したレギュラーカラーに比べ衿がない分、よりカジュアル感が伝わりやすいので、お休みの日やトラベルなどの羽織りものとしてとても便利だと思います。
素材はリネン(麻)が25%ブレンドされていますが、シャツのリネンと違ってガッチリ織られたこの生地は、アウターを意識したうえでのやや厚手の手持ち感となっています。
麻というと風通しのいい涼しい素材を連想しがちですが、この素材もレクセルと同様、羽織った時のベストな素材感を優先して作られていて、リネンの節糸が表面に凹凸となって何ともいい感じです。

カラーは品の良い淡めのベージュ、ほぼ生成りの感覚で色を合わせることができるので初心者でも安心。
濃い色のボトムスならたいがい相性がいいので、ボトムス選びに悩むこともないでしょう。
脇のシームポケットと大きくカーブしたラウンドテールが腰回りを洒落た雰囲気に見せてくれますし、短めのクロップドパンツ(9部丈)やバミューダなどショート系のパンツとの組合せもバッチリです。
スタンドカラーにはツバのあるハットも似合うので、そういった小物との組み合わせも試して欲しいところです。
コロニアル風にレザーのサンダルとか合わせてもカッコいいでしょうね。

以上、見た目もシンプルでシャツアウター初心者にもハードル低めの『シームポケット』モデルはいかがでしたでしょうか?
タンスにあるシャツとは違う、軽めアウターの魅力や快適さを少しでもわかって頂けたらうれしいです。
店舗・オンラインで是非チェックしてみてください。


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