Vol. 61

小さい布でも効果絶大、ポケットチーフ

  • 2021年1月14日

今回は、地味ながら大きな効果を生むメンズのポケットチーフをピックアップ。

ジャケットにポケットチーフは不要?必要?

今でこそ当たり前となっていますが、その昔スーツやジャケットの胸ポケットは装備されていなかったようです。

上着に胸ポケットが標準装備されたのは1920年代初頭と言われ、この時期に紳士達の間で実用品として使われていたハンカチが、徐々に装飾品の目的として胸ポケットに挿すようになったとのこと。
100年前からポケットチーフが存在していたことや、そもそも胸ポケットはチーフを挿す為に生まれたという背景にも驚きです。
つまり胸ポケットはペンを挿す為のものではなかったようです。
確かにペンは内ポケットに収めればいいですよね。

そんなポケットチーフですが、残念ながら日本ではほとんど身につける文化や習慣が定着していません。
一部のお洒落好きの方には必需品であっても、タンスにポケットチーフが各種揃っているという方は数少ないと思います。
定着しない理由として考えるに、長年こうした装飾性の高いものは一般的に『気障っぽい』と評され、多くの男性にとってはネガティブな表現として刷り込まれてきたから、という背景があります。

昨今、ノータイスタイルが日常的となり、どんどん装飾品が省かれていく中、ポケットチーフの存在が改めて評価されています。
わずか30cm四方の小さい面積であっても、胸に洒落たポケットチーフがあるだけで間抜けな印象になることなく、確実に着こなしが格上げされるということが理解され始めました。

正統なタイドアップ時でなくても気軽にポケットチーフを活用して、普段の着こなしに変化を。
一部スーツやジャケットで使い分けは必要ですが、簡単な法則なので今回のコーディネイトをみて参考になさってください。

【 ポケットチーフの選び方 】

■ スーツの場合
汎用性の高いリネン100%やコットンの白チーフがオススメ。
華美になることなく、清潔感を保ちながらフォーマルな印象に仕上がります。
柄を用いる場合はマイクロドット(細かな水玉)など極力シンプルなものを選んだほうが安心。
挿し方 TVフォールド

■ 単品ジャケット
遊びを感じさせるシルク100%、ウールやカシミアなど。
柄物ジャケットには無地調/または無地のものをチョイスしたい。
スーツより砕けたジャケパンのスタイリングなら、思い切ってペイズリーや幾何学模様など柄物にもトライしたい。
インナーのシャツ&タイから1色抜き出して色調を合わせるとまとまりやすいので、ビギナーはドット柄カラスタートするのが良いでしょう。

【 ポケットチーフの挿し方 】

① TVフォールド(スクエア)
一番汎用性の高い方法でオールマイティな定番。
チーフを半分にたたみ、さらに半分に、そのまま四角い状態で胸のポケットに入れるだけ。
ポケット端から1.0cm~1.5cm程度のぞかせるのがベストです。

華美な印象を与えない為、ベーシックなスーツスタイルに最も適しているといえます。
ニュース番組でアンカーマンがスーツの胸ポケットから四角く畳んだ白いチーフを少しのぞかせて挿したことに由来するといわれています。
リネン素材またはコットンの白いハンカチでも構いません。

② パフドスタイル
折り目がつきにくく、フワッと膨らむシルク素材がおすすめです。
広げた状態でチーフの中央部をつかみ、そのままポケットにフンワリと挿し込むだけで華やかな雰囲気が出ます。
あまり形を気にせず挿せるので、時間のないときでも気を遣わずに実践可能です。

③ スリーピーク
文字通り3つの峰(山)を作って見せる挿し方で、ややドレッシーな印象です。
パーティフォーマルなど華やかなシーンにはうってつけの方法です。
晴れの舞台があれば是非お試しください。

その他、クラッシュフォールドなど様々な挿し方が存在しますが、①~③で使い分けてみてください。

それではポケットチーフを使ったタイプ別のコーディネイトをご覧ください。

① ポケットチーフ×タイドアップ

■ジャケット
品番:AJKZ13-1
ネット品番: P21KZJ214
品名:ギンガムェック(ネイビー)
  仕様:3つ釦シングル パッチ&フラップポケット センターベント
素材:毛64%ポリエステル26%ナイロン5%アクリル4%レーヨン1%
サイズ:M(A5)・L(A6)・LL(A7)

■ポケットチーフ
品番:GAIH63
ネット品番:P91PLT082
品名:ドット(ゴールド×白ドット)
仕様:イタリア製
素材:シルク100%
サイズ:縦32.5cm×横32.5cm(正方形)

ネクタイのブラウンを基調として相性の良いイエローゴールドのドット柄(水玉)のチーフをマッチングしてみました。
ジャケットが柄物(チェック)なので全体としての色数は増やさず、タイとは若干違うトーンでチーフを選んでいます。
色を合わせ過ぎるとネクタイとお揃いっぽくなるので少しズラす事がキモです。

② ポケットチーフ×クルーネックニット

■ジャケット
品番:AJKZ13-3
ネット品番:K21KZJ216
品名:タータン系チェック
仕様:3釦シングル パッチ&フラップポケット センターベント
素材:毛68%ポリエステル25%ナイロン3%アクリル3%レーヨン1%
サイズ:M(A5)・L(A6)・LL(A7)

■ポケットチーフ
品番:GAIH63
ネット品番:P91PLT084
品名:ドット(ネイビー×白ドット)
仕様:イタリア製
素材:シルク100%
サイズ:縦32.5cm×横32.5cm(正方形)

リラックス感漂うニットとの合わせには、ネッカチーフも加えたりしてカジュアルな雰囲気に。
こうした着こなしにもポケットチーフがあることで物足りなさを感じさせません。

③ ポケットチーフ×タートルネック

■ポケットチーフ
品番:GAIH63
ネット品番:P91PLT088
品名:ブルー系(ペイズリー)
仕様:イタリア製
素材:シルク100%
サイズ:縦32.5cm×横32.5cm(正方形)

■ジャケット 参考商品

インナーのタートルネック、ジャケット共に無彩色なので、この場合大柄のブルー系ペイズリーをチョイスしました。
ジャケットがオフホワイトなので色系統は問いませんが、ダーク系チーフの方がアクセントとして効果的です。
『パフフォールド』と呼ばれるフワッと丸く挿す方法と2、3枚目の画像は『スリーピーク』という、た華やかな雰囲気の挿し方です。

以上、今回はポケットチーフを使ったコーディネイトをご紹介しました。
必需品ではないものの、一度トライして頂くと楽しさが実感して頂けるアイテムでもあります。
この他にもバリエーションをご用意しておりますので、軽井沢オンラインサイトも是非チェックしてみてください。

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