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開発マーケティングディレクター坂井敏秀がおとどけするシャツスタイルコラム。

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メンズシャツ

Vol. 35

見た目も涼しく快適、レノクロス。(からみ織)

  • 2020年7月16日

今回は、NEWSブランドより、大人にもピッタリはまるドレッシーなカジュアルをピックアップ。
スッキリしたネイビー主体で構成された夏の代表的ファブリック、レノクロス(からみ織)を使ったシャツです。

レノクロス(カラミ織り)シャツ

夏と言えば、なんだかんだいってネイビーに勝るカラーはありません。
もちろん爽やかなブルーや落ち着いたグレーもいいですが、清潔感がありながら落ち着いた印象を与えるネイビーはメンズウェアの基本でもあり、誰しもが年間を通して一番使いやすい色だと思います。
特にシャツ1枚の場合は、ボトムスが何であれネイビーの引き締まったトーンが、程よい艶っぽさをプラスしてくれるので地味になりすぎない点もメリットです。

聞きなれない素材なので“レノクロス(からみ織)”について少し解説しておきます。
日本名は、からみ織、絡み織など、文字通り糸が交差するだけでなく、絡みながら織られた布を指します。
英名はLenocloth(レノクロス)、イタリアではフレスコ(フレッシュの意)とかモックリーノ等と呼ばれ、夏シーズンには必ずと言っていいほど登場するリゾート向きの素材(織物)です。
夏の定番素材であり、簡単に言うとメッシュ調にザックリと織られた生地なので、風の通りがよく、凹凸感のある組織が肌にまとわりつくことなく、ドライな感触を味わえる稀有な素材です。

レノクロス(カラミ織り)
レノクロス(からみ織り)
レノクロス(カラミ織り)

難点としてはメッシュ調であるがゆえ、一般の生地に比べると、どうしても透け感が気になる点です。
それでもレノクロスをオススメする理由は、ずばり“かっこいい透け感“です。
特に生地が薄いから透けるのではなく、メッシュ織りのすき間が独特のムードを感じさせるので、こんな表現をしてみました。
基本、欧米の方々は素肌に直接シャツを着るので、肌着のネック部や半袖口の透けを気にする必要がありませんが、肌着を着ることが一般的な日本では、肌着のフォルムが表面に映ると残念な印象になるので要注意です。
純粋なビジネスの場面には不向きかもしれませんが、直接素肌に着た時のレノクロスの洒落た雰囲気は、他のシャツ地では味わえない艶っぽさと満足感が得られるはずです。
独特な織りだけにシャツ好きの方は、夏には“からみ織り”というファンも多数存在します。

白、ネイビー、ネイビーストライプ、ネイビーチェックと、ネイビー祭り状態ですが、どれも魅力的な柄なのでクールビズの応用編として、またバミューダなどカジュアルなボトムスの上に着用すると、普段のシャツとは違うスタイリングになる事、間違いなしです。

レノクロス(からみ織)  ロンドンストライプ

シャツ
品番:DBNW65-15
品名:からみ織 ロンドンストライプ
衿型:ショートワイド
素材:コットン100%
仕様:袖付け本縫い × 脇二本針

ベーシックなロンドンストライプのレノクロスを主役に、いまどきのクールビズを意識したコーディネイトです。
ネイビーのストライプが重くならないよう、明るめブルーのジャケットを羽織り、ニュートラルカラーのボトムスで3色使いの合わせです。
ポプリンタイプ(平織り)と違って、ネイビーストライプの色トーンも弱まるので、ザックリ感と相まって軽くて涼しそうに見えるのがお気に入りです。
リネン等の麻もそうですが、酷暑の時期には、見た目が涼しそうというのは結構大事なポイントです。
暑くなるとジャケットを着る機会も減りそうですが、 柄が重なって複雑なコーディネイトにならないよう、無地や柄/無彩色をうまく配分して、涼しそうで、かつ地味過ぎない感じを目指したいところです。
ホワイトパンツは汚れやお手入れ面の不安から敬遠しがちですが、コーディネイトの引き算に役立つのでたまには活用して欲しいですね。

レノクロス(からみ織) ネイビーチェック

シャツ
品番:DBNW65-18
品名:からみ織 ネイビーチェック
衿型:ショートワイド
素材:コットン100%
仕様:袖付け本縫い × 脇二本針

ネイビーを大胆に使ったシンプルなチェックのレノクロスです。
大柄チェックは休日向きかもしれませんが、ちょっとしたお出掛けの際にきちんと感も出せる、そんなイメージでコーディネイトしてみました。
最近は多色使いのチェックは数多くありますが2色チェックは意外に少なく、あってもそのほとんどはペラペラに柔らかい仕立ての、いわゆる、どカジュアルなものです。
ジャケットやトラウザーズ等にタックインして着るとなると、やはりある程度のドレッシーさは必要なので、そんな時にこのシャツはシルエットも洗練されていて、ニュアンス的にもバッチリです。
衿がフワッと立ち上がって、つぶれすぎない事、ある程度芯地の張りがあるなど、ドレッシーな要素を保ったカジュアルの難しさはこのあたりの作りが理解されていないと、見た目は良くても全体的に安っぽい仕上がりになってしまいます。
やや細身に設定されたボディスペックも、ダボダボしないのでスマートに着用して頂けると思います。

レノクロス(からみ織)  ネイビー無地

シャツ
品番:DBNW65-10
品名:からみ織 ネイビー無地
衿型:ボタンダウン
素材:コットン100%
仕様:袖付け本縫い × 脇二本針

色糸は濃いネイビーを使っていますが、白糸と絡んで織られると、ネイビーのトーンがガラッと表情を変えてくれるのもレノクロスの凹凸感のなせる業です。
程良く色褪せたいい感じのネイビーブルー、こういう感じはレノクロスでないと味わえないものです。
独特なネイビーブルーのシャツを生かしたいので、他のアイテムを濃いネイビー1色に絞り、トータル2色のミニマルなコーディネイトに。
画像からメッシュ調の凹凸の雰囲気が伝わると思いますが、個人的には夏用のオックスフォードの感覚で、毎年ネイビー無地のレノクロスを着ることが多く、夏場のアクセントにもなるし何かと使いやすいので登場回数も多めです。
なぜかレノクロスのシャツを着ると普段よりボタンを1つ多く開けて着たくなるのは不思議ですが、この感覚を理解して下さる方も多いんじゃないでしょうか?
リラックス感バリバリのレノクロスは、開襟(オープン)やイタリアンカラーにも多く採用されるので、またの機会にムードをご紹介できればと思います。

以上、ご紹介した以外にも計8パターンのご用意があります。(白含む)
夏用の素材ですが近年は残暑も長引くので、お買い得なプライスになっているこの機会を利用してメッシュ素材の洒落た透け感をお試し頂ければと思います。

記事掲載時点での取扱い状況となりますので、売り切れにはご容赦ください。

軽井沢シャツSeasonは7/17入荷予定です。

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