サカイのイチ推し

開発マーケティングディレクター坂井敏秀がおとどけするシャツスタイルコラム。

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メンズシャツ

Vol. 18

汗が気になる方におススメ、リネンシャツ。

  • 2020年3月19日

今回のイチオシは、引き続きリネンのシャツを別レーベルNEWSブランドよりピックアップ。

リネン

2005年に環境省(当時)が夏季の節電対策の一環として提唱し始まったクールビズも、まもなく15回目の到来を迎えようとしています。
残念ながら現在も新型ウィルスの終息には至っていませんが、これから迎える夏も湿気ムンムンのアジア型気候、酷暑になる事は間違いなさそうです。
すでにクールビズは環境庁が取り決めた5月1日から10月31日という期間枠組みを超え、年間を通してノータイが常態化している企業も数多く見られます。
2012年からはスーパークールビズと銘打ち、温暖化対策や熱中症対策などあらゆる気候変動に耐えうる社会づくりに乗り出しています。

各メディアによれば、米ニューヨークや英ロンドン、独ケルン、仏パリなど世界の大都市においても、概ねクールビズスタイルが浸透しており、熱中症対策を含めて【汗をかかない快適なスタイリング】が最大のテーマとなっている模様。
ハイテクな機能性素材が次々と開発され、アンダーウェアも昔とは比較にならないほどの進化を遂げました。
“薄い”“軽い”といったキーワードから生み出された商品群はとても便利で快適ではあるものの、合繊主体の素材はどうしても無地に偏りがち。
コーディネイトの幅出しや個性を生かすという観点から見るとどこか物足りないのも事実です。
毎日スーツで通勤する時代には無地で十分でしたが、今後はカジュアルな服装で!、と言われて困っている方も沢山いるようです。
ここ数回オススメしているリネン関連素材は、着るだけで手っ取り早く大人カジュアルを完成に導いてくれるスグレものだと思います。

それではクールビズの参考になりそうなコーディネイトをいくつか御紹介します。

ブルー  シャツ品番 DBNW48-12 (リネン100%)

ブルーリネンシャツ
ブルーリネンシャツ アップ
リネン100% 麻素材

ローテクな麻の質感がわかりやすく表現されたブルーのリネン100%シャツ。
インディゴ染料で染め上げたかのような色鮮やかなブルーリネンは、“大人の方でも着れるデニムシャツ”といった感じで、好感度も高いのでワークスタイリングとしても取り込みやすいアイテムの一つです。
平織りでありながら麻繊維特有の光沢感と凹凸によって生地全体を立体的にみせてくれるので、軽い素材の割にボリューム感があるように感じると思います。
今回は重くならない色調のカバーオールをジャケット風に合わせて少しオフィス寄りのスタイリングに。
休日ならフロントを開け、ショーツやサンダルに合わせて羽織ればリゾートウェアとしても使えます。
麻の濃色は洗い込んでいくうちに少しずつフェイドアウトしていきますが、そのヨレた感じも含めて麻の魅力です。

ストライプ  シャツ品番 DBNW49-16 ( 綿70%、リネン30% )

ストライプ コットンリネンシャツ
小振りな衿がカジュアルっぽい。
ストライプ コットンリネンシャツ サイド
思い切って開き気味がおすすめ。
ストライプリネンシャツ 全身

クタっとしたこなれ感とクリーンな清潔感の両方を兼ね備えたオルタネイト(交互の)ストライプ。
淡いサックスのベースにベージュの柔らかなトーンで配色されており、結構大胆な柄ですが実はネクタイも合わせやすいカラーリングといえます。
タイドアップするなら、光沢のあるシルクよりも無地のニットタイなど少しカジュアルなものをおススメします。
素材の質感に合わせて一般のドレスシャツよりもコンパクトに設計されたボタンダウンの衿は、見た目にもフワっとしてリラックスした印象を与えてくれます。
アンタイド(ノータイ)の場合は、思い切ってボタンを2個外してからやや内側に衿を戻す感じで着て頂けるといい感じになると思います。
アイロンを強く掛け過ぎると麻の質感を失ってしまうので適度なシワがあるくらいがいいですよ。

ギンガムチェック(オリーブグリーン)シャツ品番 DBNW49-27 ( 綿70%、リネン30% )

ギンガムチェックシャツ
ギンガムチェックコットンリネンシャツ
茶蝶貝ボタン
ニュートラルカラーの軽いアウターを羽織ってセミフォーマルな着こなし。

ギンガムではあまり見かけない落ち着きのあるオリーブグリーンです。
同色系のパンツで全体のまとまりを意識し、差し色としてニュートラルカラーのアウターを合わせました。
色数を抑える事でカラフルな印象にはならないと思います。
通常ギンガムには白いボタンを付けますが、あえて高級感のあるブラウン系のボタンをつける事で、ボタンが悪目立ちせず、 オリーブの麻の質感にしっくりと馴染んでいることがわかると思います。
こうした細かい配慮が商品の完成度や見え方に大きく影響するので皆さんにも気付いて欲しいところです。
とかくオフィスではネイビーやブルー系の着こなしが多くなるはずですから、時にはこうしたアースカラー系のコーディネイトを組み入れるとバリエーションも広がると思います。

まとめ

リネン素材は、アパレル以外にもシーツや枕カバーにも使われるほど吸湿性や耐久性に優れています。
とにかく肌離れがいいので、できることなら素肌に着て頂きたい。
当然汗ジミは防げませんが、風に当たると乾きが早いのでその後はサラッとして凄く快適です。
汗の気になる方はアンダーウェアに頼って、シャツの質感を優先して欲しいです。
夏は麻しか着ない!って言う方もいるくらいですから…。

【商品特徴】
衿型:ショートボタンダウン、カッタウェイワイド(スナップ式)
縫製:袖付け本縫い/脇二本
製品洗い加工済み、ソフトな芯地、短めの着丈設定

【リネン素材のお手入れ】
日々のお手入れでは浴室などの蒸気を利用して一日干して頂くとシワが伸びやすくなります。
高温の熱はテカリの原因になりますので、アイロンを直接当てず当て布やスチームを利用して優しくお手入れして下さい。

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