サカイのイチ推し

開発マーケティングディレクター坂井敏秀がおとどけするシャツスタイルコラム。

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メンズシャツ

Vol. 16

大人も納得の仕立て、コットンリネンシャツ。

  • 2020年3月5日

今回のサカイのイチオシは、コットンリネンのカジュアルシャツをピックアップ。

テンセル混でさらっとした着心地のイエローストライプレディースシャツ
手前から時計回りに。
■品番 DAKZ64-67( チェック )
■品番 DAKZ64-56( チェック )
■品番 DAKZ64-35( ストライプ )
■品番 DAKZ64-45( ストライプ )

綿と麻のブレンド素材。

年間を通して愛されているコットンをベースに、ちょこっとだけ麻をブレンドした今回のコットンリネン。
ネットや売場で、綿麻とか、コットン/リネン、コットン/ラミーといった素材の表記を見たことがある方も多いと思います。
今回はコットンにラミー/リネンという2種類の麻繊維をブレンドしていますが、呼びにくいのでコットンリネンで統一しましょう。

そもそも主に衣料に使われる麻繊維は、亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)、大麻(ヘンプ)の三種類。
麻は植物の茎のじん皮部から採取される植物繊維で、日本には、1690年(元禄3)に渡来し栽培され始めたと言われています。
一般的に麻は吸湿性に優れ、肌に触れたときに涼しく感じる特性があるので、主に春夏向けには欠かせない繊維として永く愛されています。
日本の品質表示で麻と表示できるのは、ラミーとリネンのみで、ヘンプ(大麻)やジュート(黄麻)は植物繊維に区分けされます。

改めて主に洋服に使われる麻の種類をご紹介しておきましょう。
リネン(亜麻:あま) フラックスという亜麻科の植物(茎部分)から作られる天然植物繊維で、フランス語の表記では“リンネル“。
女性ファッション雑誌に同じものがありますね。
昔からヨーロッパで愛されコットンとの相性が良く、光沢が弱めで比較的柔らかな風合いが特徴、シワ感も弱め。
現在はアイルランドやフランス北部、ベルギー等の比較的寒い産地のものが優れたリネンとして有名です。

ラミー(苧麻:ちょま) アジア圏主体に愛される、イラクサ科の多年草。
リネンに比べるとラミーの繊維は太く長く、毛羽立ちも多めです。繊維にハリやコシがあり、一番シャリ感が体感できる繊維。
ラミー100%は黒やネイビーなどの濃色で染めると光沢が際立ち高級感が増します。

ヘンプ(大麻:たいま) 桑科の一年草、主にカジュアル用途で(指定外繊維ヘンプ)と表記されます。

いいとこ取りのコットンリネン。

今回のコットンリネンは、肌に触れた時のチクチク感が苦手な方、麻の特徴でもある強めに残るシワを好まない方向けに、少しでもそのニュアンスを感じて頂けるようアレンジされたものです。
もちろん麻の原料は安くないので、比率を減らすことで価格も下げられるという要因もあったと思いますが…
麻100%のシワ感を好む方もいますが、糸が太くなる事で重さが増してしまう為、綿とブレンドして程よい麻の雰囲気を味わえるコットンリネンはとてもバランスのいい素材だと言えます。
糸の太さが均一ではないのでカラフルな色糸を使っても、ムラのある糸が交差する事で、いい意味で全体が白っぽくなり、出しゃばり過ぎない品の良さが感じられる点が、この素材の最大の魅力と言っていいでしょう。

それではコーディネイト例を御紹介します。

近年のファッショントレンドに合わせて衿の大きさ等もミニマイズされ、縫製も手抜きなくバランス良く仕立てられています。
脇裾には五角形の補強、まくりやすい袖や貝ボタンなど、大人が着れるカジュアルシャツとして全てにおいて太鼓判です。

チェック(カッタウェイワイド)  品番DAKZ64-76

カッタウェイワイドのマドラス風チェックシャツ
衿はカッタウェイ・スナップダウンタイプで衿位置がずれない。
チェックシャツにチノパンツとブルゾンを合わせたコーディネイト

マドラス風の清涼感溢れるチェックパターン。
サックスブルーベースにボルドーとネイビーで構成された落ち着いたチェック柄です。
チェックのメインであるネイビーを拾って軽めのブルゾンとチノパンツで合わせてみました。肌触りもサラッとしているので汗をかいてもすぐ乾きますし、とにかくソフトなので、これからの季節には手放せなくなる一着間違いなしです。
衿先裏にスナップが付けられているので、留める事で衿の位置がずれないのも気が利いていますね。

ワイドストライプ(ボタンダウン)  品番DAKZ64-35

ボタンダウンカラーのワイドストライプシャツ
グリーンのイージーパンツと合わせてのコーディネイト

シャンブレーのネイビーにストライプで変化を加えたピッチ幅大きめのストライプです。
柄自体に存在感があるので、リゾートっぽくイージーパンツに合わせてタックアウトでの着こなしです。
この手のシャツは結構短いタイプも売られていますが、テールの形状が緩やかなカーブで設定されているので、大人の方ならこのくらいがベストではないでしょうか?
濃いブルーのストライプに差し色としてのオレンジが効いて今年っぽい。ワイドなストライプも結構珍しいので個人的にもおススメです。

タータンチェック (ボタンダウン)  品番DAKZ64-56

ボタンダウンカラーネイビー系タータンチェックシャツ

濃いネイビーをベースにパープルのチェックが綺麗に映えるチェックです。
今回は肌寒い日を想定してインナーに薄手のグレーニットを合わせて上にシャツを羽織ってみました。グレーのインナーは白よりも馴染むのでスェットのような感覚で着て頂けると思います。
細かいポイントですが、衿の後ろ側はアンブレラカット(傘形状のカーブ)を採用し、古き良きボタンダウンのディティールも十分に生かされています。
ボトムスはダーク系を合わせると重くなってしまうので、オフホワイトやグレージュぽい色系統が相性良く感じます。
画像を参考にお手持ちのボトムスでコントラストをつけてみて下さい。

まとめ

麻=リネンをブレンドしたシャツはシャリっとした素材感が春夏にふさわしく、コーディネートに軽やかな空気感もプラスしてくれます。
また、品の良さを加えつつも、リラックス感を表現することができ、一枚羽織るだけで季節感を演出してくれる便利なアイテムです。
コーディネイト例以外に綿麻のカジュアルコレクションは全部で6柄のご用意があります。
この他にカラー無地もありますので別の機会にご紹介したいと思います。

【商品特徴】
縫製:袖付け本縫い/脇2本針
ボタン:高瀬貝
仕様:脇裾に五角形ピスネーム付き、製品洗い加工済み、背ボックスプリーツ&ループ付き

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