サカイのイチ推し

開発マーケティングディレクター坂井敏秀がおとどけするシャツスタイルコラム。

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メンズシャツ

Vol. 13

ノータイ派なら必携、ニットシャツ。

  • 2020年2月13日

今回のサカイのイチオシはニットシャツをピックアップ。

ニットシャツ(ビズポロ・ドレスポロ)

近年人気が高まっているニットシャツ。
ビズポロとかドレスポロなど呼び方は人によって違うようですが…
まだ一度も試した事がない、ニットは抵抗がある、といった方に改めてその魅力をご紹介します。

もともとニットシャツはイタリアのシャツメーカー各社がカジュアルシャツのカテゴリーとして毎年春夏向けに提案するリゾートアイテムの定番的位置付けでした。
カラフルなニットシャツを素肌に着て裾はタックアウト、パイル地のブレザーを羽織りプールサイドでまどろむ…
ファッション雑誌にはそんなコピーをともなった着こなしが数多く見られたものです。
レッドやグリーン、イエローまで含めリゾートカジュアルにおいてニット素材のシャツは不動の人気を博していて、素材はコットン100%やリネン混などの天然繊維のみ。洗っていくうちに色が褪せてそれがまたカッコいいみたいな感じのノリでした。

端正な見た目と快適さ。進化を続けるニットシャツ。

そんなニットシャツが2006年ころから突然ドレスシャツ売場に並び始めます。
色は白、サックス、グレー、ラベンダーなど控えめなビジネスカラー。
素材はポリエステル混紡の形態安定加工も加わり、この頃から各社カジュアルな素材をドレスタイプに落とし込む事が増え始めたと記憶しています。

一般的なドレスシャツ(ワイシャツ)に使われるのは“生地”と呼ばれる織物です。
それに対してニットシャツは文字通り、編み機で編まれたドレス仕立てのシャツであり、一般の織物生地(ワイシャツ)に比べて格段に伸縮性が良く、吸汗速乾性にも優れているのが特徴です。
ニットは隙間があるので通気性が高く、夏でも涼しい素材としてクールビズ用にも愛用者が増えています。
なぜ最近になってニットシャツが人気なのか?というと、従来はスーツ主体の着こなしの中にあって、当然ドレスシャツにもパリっとした雰囲気が求められてきましたが、ここにきてドレスコードが様変わりし、むしろニットシャツの方が合わせやすいコーディネイトが増加してきたからです。
しかも端正な見た目はドレスシャツと見間違うほどに進化しています。

これぞ、「ノーアイロン」。

肌触りにも優れ、着心地も快適なニットシャツ。
今回おススメするニットシャツは、日本の大手紡績である日清紡テキスタイルのSPANO(スパーノ)というハイレベルのノーアイロン性能を実現した真のノーアイロンニット素材を採用。
(ちなみにSPANOはスーパーノーアイロンの略)

基本的に編物自体がシワになりにくいのですが、綿100%ニットの場合、寸法安定性や型崩れの面では不安が残ります。
その点、スパーノは綿100%でありながら洗濯後の縮みを抑え、保形性能をキープできるようナノレベルでの分子改良を施し、極限までノーアイロン性能にこだわった素材です。
Tシャツやポロシャツの様に洗って縮んだり、裾が歪んで伸びたりという事がほとんどないというイメージですね。
ハイゲージのニットは細かく編まれているので軽い着心地と上品な印象を与えてくれますが、デイリーに洗濯すること、オフィスに着ていける事を想定すると、必要以上に細くて繊細な糸は型崩れが生じ、薄すぎる編み地だと今度はインナーの透けが目立ちやすくなってしまいます。
こうしたバランスを程よく採り入れたのが今回のスパーノニットのおススメできる最大のポイントです。

今回のニットシャツはバランスに優れた28ゲージを採用。

ゲージとは編み機の針数を示す単位の事で、1インチ間(1インチ=2.54㎝)に何本の編み針で編んでいるかを表しています。
つまりゲージ数が高いほど密度が細かい編込みということになり、数が低ければ太い糸の厚くてザックリしたニットに仕上がります。
針の密度が高いものをハイゲージ、太い糸でざっくり隙間をあけて編まれたものをローゲージと呼んで区別しています。
通常のドレスシャツとニットシャツの大きな違いは生地そのもの。
ドレスシャツは「織物生地のシャツ」であるのに対し、ニットシャツは「編み物生地のシャツ」です。

それではカラー別のコーディネイト例を御紹介します。

ネイビー (ボタンダウン)
汗じみが目立ちにくいネイビーは濃色の中でもブルー系ゆえオフィスにも馴染みやすく、近年多くの方が愛用するようになりました。
特に淡いボトムスに合わせやすいのでチノ素材やライトグレー、ホワイトパンツには好相性です。
ジャケットの替わりにカーディガンを羽織ればきちんと感も演出しやすいと思います。

ネイビーボタンダウン|濃色でもブルー系ゆえオフィスにも馴染みやすい

品番 DWNW33-12(ネイビー)
綿100% 形態安定

ネイビーニットシャツ
機能性シャツ

ブラウン (ボタンダウン)
あまり見かけないカラーなのでやや上級者向けかも知れません。画像では少しピンクがかって見えますが、なかなか良い色なのでブルー系に飽きた方には是非ブラウンをオススメしたいところです。

ブラウンニットシャツ

品番 DWNW33-42(ブラウン)
綿100% 形態安定

ブルー (カッタウェイワイド)
濃いめブルーはネイビーのセットアップやグレーパンツと組み合わせるのがベストです。
ニットの素材感とカッタウェイワイドの組み合わせはかなり使いやすいので、ウィークエンドならデニムにもすんなり馴染みます。
程良いコントラストもありつつ、オフィシャルな雰囲気も保てますので急な来客の対応にも安心ですし、ジャケットを脱いでネクタイなしでも色のトーンに存在感があるので華やかに見えます。
濃いブルーの欠点は唯一汗のシミ出しが目立ちやすいところですが、ニットなので比較的早く乾きます。

ブルーカッタウェイワイドシャツ|ネイビーのセットアップやグレーパンツと合わせるのがBEST!ブルーシャツ

品番 DWNW33-11(ブルー)
綿100% 形態安定

ブルーニットシャツ

カーキ (ボタンダウン)
昨シーズンから展開しているカーキのニットシャツです。(在庫僅か)
同じシャツですが、上のブルーと比較するとグッとやわらかい印象に映りますよね。
ちょっとカジュアル色が強いので休日向きと思われるかしれませんが、淡めのチノ素材とは相性がいいので、ドレスコードが厳しくない会社であればこんな組合せも新鮮だと思います。
アースカラーのシャツはベージュも含めてメンズの展開は滅多にないので、普段からネイビーなどダーク系も平気、という方ならカーキのシャツは個人的におススメしたいところです。
シルエットも程よいので、カジュアルになりすぎずドレスシャツっぽく着れるのがニットシャツの利点ですね。
これ以外にドレスシャツっぽく着るならホワイトも御用意があります。(ホワイト:品番DWNW33-01 綿100% 形態安定)

カーキボタンダウンシャツ|柔らかい印象のカーキ。

品番 DWNW31-21(カーキ)
綿100% 形態安定

ブルーニットシャツ

あえてボタンをはずしたり、留めたり。

予想通りのジャングルクルーズ感(笑)

まとめ

ニットはポロシャツと同じ感覚の着心地なので、とにかく身体の動きを妨げないのが最大のメリット。
特に普段からネクタイをしない方、出張の多い方ならこのシャツさえあれば年間通じて他のシャツは不要になるかもしれません。
衿には芯地も入っているのでもちろんネクタイの着用もクリア。
細身のシルエットがお好みなら今回のニットシャツは絶対お気に入りになるはず。
ドレスシャツのパリっと感がお好きな方も是非一度“ニットシャツ”をお試しください。

【商品特徴】
縫製:袖付け/脇ともに本縫い
ボタン:高瀬貝
機能:防シワ性、高通気性、ストレッチ性、吸湿性
価格:5,900円(税別)

※2月下旬より順次入荷予定です。

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