新年を迎えたと思ったら、あっという間に1週間が過ぎました。
お正月の胃疲れを七草粥で整え、やっと日常に戻ったという感じです。
ニュースでは例年に比べ暖冬と言われていますが、そうはいってもまだまだ寒さの本番はこれからですからね。
さて年が明けるとファッションの気分は早々春へと向かいます。
気の早い方は既に春の装いプランや買い足しをどうしょうか?などとアレコレ探し始める時期も今頃かと思います。
待ち遠しい春に向けて軽井沢シャツからは、きれいな色が映えるシャツをリコメンド。
一般的にはマドラスチェックと呼ばれるカテゴリーのチェックです。
マドラスってチェックの名前なの?
画像は正真正銘本場インド製のインディア・マドラス。
不均一な手織りの質感に溢れ、何ともいえない素朴な雰囲気。
色落ちして徐々に褪せていくのがマドラスの醍醐味です。
(私物サンプル)
今回のシャツはマドラスの見た目はそのままに、グッとクリーンな表情に生まれ変わった都会的マドラスといった印象のもの。糸が細いのでチェックの境界線がくっきりと際立ち、本場の粗野なマドラスとはまた違った雰囲気に仕上がっています。
春らしいきれいなカラーで気分も一新。
マドラスの元気なカラーに合わせて、少し明るい色調も採り入れながらコーディネイトをしてみました。
アースカラー系(ボタンダウン)
マスタードイエローにはグリーンを合わせる事で柔らかいニュアンスに。
カラーのグラデーションが全体をバランス良くまとめてくれます。
トリコロール(スナップ式カッタウェイ)
健康的なトリコロールカラーにはピンク等きれいなカラーでアクセントをつけて。
ホワイト系のボトムと合わせればより春っぽく軽快な印象になりますね。
ダークマドラス系(カッタウェイ)
ややシックな色調のチェック柄はデニム系との相性が抜群。カッタウェイワイドはジャケットと合わせるだけで簡単にフォーマル感も出るので便利ですよ。
カラフル系(ボタンダウン)
シャツ1枚でタックアウト(裾出し)、ニットとのレイヤードで鮮やかな色を何気なく裾からチラッと見せるのもいいですね。シャツの色を引き立てる為に他のアイテムはベーシックに抑えるとまとまります。
カジュアルでも仕立てには手を抜かない。
衿型はボタンダウンとカッタウェイの2型。
両脇裾端には補強と装飾を兼ねたガセット(補強布)が付き、タックアウトした時の程よいアクセントとして効いています。
一度製品を水洗いしているので、衿やカフスの肌当たりはソフトですが、型紙の構造で衿が下に落ちないよう設計されているので、ジャケットのインナーとしても見栄え良く着れるのもこの商品の特徴です。
ボタンには高瀬貝を使用、縫製は2本針で頑丈に縫われ裏側から見ても遜色ない丁寧さで始末されています。
春に向けて一歩先取りの“きれいめマドラスチェック”でウキウキ感を味わってみて下さい。