サカイのイチ推し

開発マーケティングディレクター坂井敏秀がおとどけするシャツスタイルコラム。

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定番

Vol. 06

機能を備えた定番ドレスシャツ

  • 2019年12月26日

今回は基本のき、ベーシックなドレスシャツのご紹介です。

昔は新年を新たな気持ちで迎えようと、年末にシャツや肌着を新調する習慣があり、例年12月には白いシャツが飛ぶように売れたものです。毎年販売の応援に駆り出された記憶は遠い過去のものになりましたが、新年を迎える覚悟みたいなものがあったように思います。
そんな風潮はいつのまにやらという感じですが、改めて新年を機にフレッシュなモノを身に付けるのはやはり気分がいいものだと思います。

ドレスシャツと言っても、現代の生活事情を考えるとシワ対策など、メンテナンスを抜きに語る訳にはいきませんね。
普段、綿100%しか着ない方には邪道と思われそうな綿100%のイージーケアシャツ。
軽井沢シャツでは「クラッシックライン」と呼ばれています。
なんだかんだ言っても生地の質感や見栄えは損なわずに面倒なお手入れが不要なのは助かります。
軽井沢シャツでは、特殊加工された細番手イージーケア素材を使用し、本来なら上級ラインのシャツにしか用いない手の込んだ縫製を組み合わせた本格仕様のドレスシャツを展開しています。

あくまで衿型は基本に忠実に。

衿型はレギュラーに始まり、ワイドスプレッド、ボタンダウン、タブカラー。
基本の衿デザインは全て揃うので普通の綿100%ドレスシャツと同じ感覚でお選びいただけます。
手入れを最優先したポリエステル混に比べると縫目周辺に若干シワの発生は否めませんが、その分生地の質感や光沢は段違いなので、お気に入りのスーツに合わせるなら、やはりイージーケアの綿100%一択です。洗濯後はもちろん、着用時のシワも出にくいのでシャツ1枚になっても安心です。
意外に高級素材のイージーケアシャツって見つからないので、もしかしたらシャツ好きの方には普段使いとしてハマるかもしれません。

軽井沢シャツの多くは、綿100%でありながらシワになりにくい、イージーケア。

細かな配慮はライフスタイルも想定。

衿やカフスの芯地も、本来なら“フラシ芯”と呼ばれるふっくらした未接着の芯地を使うところですが、お手入れを考慮して敢えて永久接着芯を採用し、洗濯後のアイロン要らずを実現しました。

先ずは白、当然ですが白いご飯は全ての基本となります。
白だから何でも一緒でしょ?という方もいるかもしれませんが、実は良い仕立てや素材のシャツは、Vゾーンを一目見ただけでわかるものです。TVのニュースキャスターの中にも、この人はいつも仕立てのいいシャツを着ているなぁと、感心する方が数名います。そこは担当スタイリストの技量かもしれませんが…

定番の白シャツだからこそ、仕立ての良さにこだわりたい。

つぶやき

カフス

カフスは手首に向かって若干シェイプする先細型を採用。これにより手首回りがよりフィットするよう配慮されています。
(人間の手首は先に向かって1cmほど細くなっています)

つぶやき

衿の構造

ノータイで着用する際、衿元がダラッと下に下がると、ラペルの内側に潜りこんで見た目も残念に見えてしまいます。

ボタンダウンにはネクタイがはみ出さないよう衿腰にボタンが付きます。
これは古き良き時代のアメリカ製B.Dシャツに採用されていたアンブレラカットと呼ばれる懐かしいディテールのひとつです。

つぶやき

自然な光沢を放つ貝ボタン

最も留めにくいとされる首元とカフスのボタンのみ、脱着がしやすいよう根元を浮かせる工夫を施しています。

天然の輝きが美しい貝ボタン

首元とカフスボタンは根巻き付け

織りのバリエーションも多彩

ブロード、ツイル、ピンポイントオックスと言った定番素材を中心に変化を加えた織変化など、これさえあれば大丈夫なバリエーション。あとは艶のあるタイを合わせればスーツ、ジャケットとのコーディネートは完璧です。

日本の機能性シャツに対する取り組みは世界的にも進んでおり、寸法変化など物性面と、ファッション感度をバランス良く配分する事で、現代生活にマッチした良品が提供されています。

綿100%がお好きな方も、出張や普段使いに是非一度お試しいただきたいと思います。

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